長かった夏の暑さがついにひと段落し、秋の空気感がやってきました。
朝は特に空気がかなりヒンヤリとしてきました。
体調を崩しやすい季節ですので、皆様くれぐれもお気を付けください。
さて、今回の工房便りでは、ダイニングテーブルのサイズ縮小作業についてご紹介したいと思います。
BRUNCHの家具は、おかげさまで永く使い続けて頂くことが多く、お客様によってはお子様の一人立ちなどで使う人数が減った際に、ダイニングテーブルのサイズの縮小をお考えになるケースがございます。
ダイニングテーブルのデザインや仕様、構造によって、あるいは、ご希望のサイズの縮小具合によってはお受けできないケースもございますが、縮小可能な場合は有料で作業を承れます。
今回は、そんなダイニングテーブルのサイズ縮小作業の様子を少しだけご紹介いたします。
今回はこちらのダイニングテーブルの天板のサイズ縮小作業をご依頼頂きました。
まずは当たり前ですが、天板のサイズの縮小作業の工程を行います。
実際にカットする前に、カットする側の裏についている、反り止めや脚の接続金具などの金具を外します。
次に、天板をカットする「丸鋸」という工具を、ぶれなくまっすぐに使うことができるように、それ用の「冶具」を置きます。
「冶具」をまっすぐになるように置いたら、「クランプ」という工具でしっかりと天板と冶具を固定します。
こうしないと、切っているうちに冶具が動いてしまい、まっすぐにカットすることができません。
冶具を適切に設置できたら、いよいよ実際に丸鋸で天板をカットしていきます。
冶具に沿ってまっすぐ、慎重に切り進めていきます。
今回は天板の厚みがかなりあるので、丸鋸の刃の出し具合を調整しながら、このカット作業を少しずつ何度か繰り返し、慎重に切断していきます。
綺麗に切断できました。
あとは、切断面を研磨、再塗装して整え、切断した側に反り止めや脚の接続金具等を付け直せば完了です。
ですが、今回はまず、天板のカット作業の工程をご紹介いたしました。
それでは今回は、こんなところで。